ホグウッド氏逝去
今年何回目の悲しい報でしょう。
古楽界の重鎮、クリストファー・ホグウッド氏逝去の報が入ってきました。
(http://www.hogwood.org/)
氏はチェンバロを学んだ後、1967年にデイヴィッド・マンロウ氏と共に「ロンドン古楽コンソート」を創設、また1973年に創設した歴史的奏法による管弦楽団「エンシェント室内管弦楽団(Academy of Ancient Music)」を率いて多くの録音を行いました。
中でも有名なのは19枚のCDからなる「モーツァルト:交響曲全集」でしょうか。
個人的には、ちょうど古楽に親しみ始めた頃耳にしたルベルの「四大元素」の衝撃が、未だ鮮明に脳裏に焼き付いています。
謹んで哀悼の意を表します。
古楽界の重鎮、クリストファー・ホグウッド氏逝去の報が入ってきました。
(http://www.hogwood.org/)
氏はチェンバロを学んだ後、1967年にデイヴィッド・マンロウ氏と共に「ロンドン古楽コンソート」を創設、また1973年に創設した歴史的奏法による管弦楽団「エンシェント室内管弦楽団(Academy of Ancient Music)」を率いて多くの録音を行いました。
中でも有名なのは19枚のCDからなる「モーツァルト:交響曲全集」でしょうか。
個人的には、ちょうど古楽に親しみ始めた頃耳にしたルベルの「四大元素」の衝撃が、未だ鮮明に脳裏に焼き付いています。
謹んで哀悼の意を表します。
土星食2014
次の日曜日です。
月によって土星が隠される「土星食」が日本の各地で見られます。
ご覧のように北へ行くほど月の中心近くを通るようになります。
ただ残念なことに昼間なので、肉眼で見るのは不可能です。
それなりの大きさ(どの程度だろう?)の望遠鏡であれば見える可能性があるため、いくつかの施設で観測会が予定されているようです。
こちらは今年の2月にオーストラリアで撮影されたもの。
撮影機材を見ると "Celestron C8, Canon 5D2" となってますね。
"Celestron C8" は口径203mmのシュミットカセグレン。中級者向けかな?
"Canon 5D2" はおそらくCANON EOS 5D Mark II のことだと思います。カメラはかなり良いですね。
共に特別な機材では無く普通の市販品です。
一応天気が良ければチャレンジしてみますが、我が家の機材では無理でしょうね。
ライブ配信が無いか探していますが、今のところみつかっていません。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら情報をお寄せ下さい。
月によって土星が隠される「土星食」が日本の各地で見られます。
ご覧のように北へ行くほど月の中心近くを通るようになります。
ただ残念なことに昼間なので、肉眼で見るのは不可能です。
それなりの大きさ(どの程度だろう?)の望遠鏡であれば見える可能性があるため、いくつかの施設で観測会が予定されているようです。
こちらは今年の2月にオーストラリアで撮影されたもの。
撮影機材を見ると "Celestron C8, Canon 5D2" となってますね。
"Celestron C8" は口径203mmのシュミットカセグレン。中級者向けかな?
"Canon 5D2" はおそらくCANON EOS 5D Mark II のことだと思います。カメラはかなり良いですね。
共に特別な機材では無く普通の市販品です。
一応天気が良ければチャレンジしてみますが、我が家の機材では無理でしょうね。
ライブ配信が無いか探していますが、今のところみつかっていません。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら情報をお寄せ下さい。
アヒルの頭
ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の探査機「ロゼッタ」が、11月に予定しているチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への子機「フィラエ」の降下地点第1候補が発表されました。
降下地点としてA、B 、C、I 、Jの5地点が候補に上がっていましたが、アヒルの頭にあたるJ地点が第1候補となりました。
決め手は、きつい傾斜や大きい岩が比較的少なく、フィラエの動力源となる太陽光がじゅうぶんに当たること。

ちなみに第2候補は、アヒルのおしりにあたるC地点だそうです。
彗星着陸の予定日は11月11日。
軌道解析など総合的な評価を行った後、10月14日に最終的なゴーサインが出される予定とのことです。
http://www.esa.int/Our_Activities/Space_Science/Rosetta/J_marks_the_spot_for_Rosetta_s_lander
降下地点としてA、B 、C、I 、Jの5地点が候補に上がっていましたが、アヒルの頭にあたるJ地点が第1候補となりました。
決め手は、きつい傾斜や大きい岩が比較的少なく、フィラエの動力源となる太陽光がじゅうぶんに当たること。

ちなみに第2候補は、アヒルのおしりにあたるC地点だそうです。
彗星着陸の予定日は11月11日。
軌道解析など総合的な評価を行った後、10月14日に最終的なゴーサインが出される予定とのことです。
http://www.esa.int/Our_Activities/Space_Science/Rosetta/J_marks_the_spot_for_Rosetta_s_lander
2014RC
2014RCは、8月31日に発見されたばかりの、直径18mほどの小惑星。
何と日本時間8日の午前3時過ぎ、地球の近傍を通過するとのニュースが入ってきました。

最接近時の地球中心からの距離はおよそ40000kmとされているので、地球衝突どころか人工衛星にも影響は無いと思われています。
肉眼では無理ですがそれなりの望遠鏡を使えば見えるそうです。
(ニュージランド上空を通過なので、日本から見えるのかな?)
http://www.nasa.gov/jpl/asteroid/small-asteroid-to-safely-pass-close-to-earth-sunday/index.html
おそらく、このサイズ程度の小惑星(といえる程のサイズじゃ無いですね)は地球の近くにもゴロゴロしてるんでしょうね。
何と日本時間8日の午前3時過ぎ、地球の近傍を通過するとのニュースが入ってきました。

最接近時の地球中心からの距離はおよそ40000kmとされているので、地球衝突どころか人工衛星にも影響は無いと思われています。
肉眼では無理ですがそれなりの望遠鏡を使えば見えるそうです。
(ニュージランド上空を通過なので、日本から見えるのかな?)
http://www.nasa.gov/jpl/asteroid/small-asteroid-to-safely-pass-close-to-earth-sunday/index.html
おそらく、このサイズ程度の小惑星(といえる程のサイズじゃ無いですね)は地球の近くにもゴロゴロしてるんでしょうね。
中秋の名月と皆既月食
もうこんな話をする時期なんですねえ。
来週8日の月曜日はは、なんと、非常に早い「中秋の名月」となります。
「中秋の名月」とは旧暦8月15日の満月のことですが、暦の数え方が現代とは異なるため一定の日にはなりません。
その中でも今年は、9月8日という非常に早い日に「中秋の名月」となってしまいます。
これは38年ぶりのこととか。
ちなみに2052年には更に早い9月7日、逆に遅かったのは2006年の10月6日。
同じ「中秋の名月」でも年によって1ヶ月近く差があるんですねえ。
昨年は綺麗な月が見られましたが、今年はどうでしょう?
この不順な天候では、あまり期待できないかも知れません。
そして今年は、一般の人が興味を持つような天文現象が無かったのですが、ようやく中秋の名月から1か月後の10月8日、皆既月食が日本全土で見られます。
これ以前に日本で見られた皆既月食は、2011年12月10日でしたので、ほぼ3年ぶりとなります。
今年は月食の始まり18時15分頃、最大食19時55分頃、月食の終わり21時35分頃。
比較的早めの時間帯なので、まだお勤め中の人も多いかな?
私はできるだけ予定を入れないつもりでいますが・・・
それよりも心配なのは天候ですね。
こればかりは人間の力ではどうにもなりません。
もし撮影ができたら、当然、このブログに掲載します。
来週8日の月曜日はは、なんと、非常に早い「中秋の名月」となります。
「中秋の名月」とは旧暦8月15日の満月のことですが、暦の数え方が現代とは異なるため一定の日にはなりません。
その中でも今年は、9月8日という非常に早い日に「中秋の名月」となってしまいます。
これは38年ぶりのこととか。
ちなみに2052年には更に早い9月7日、逆に遅かったのは2006年の10月6日。
同じ「中秋の名月」でも年によって1ヶ月近く差があるんですねえ。
昨年は綺麗な月が見られましたが、今年はどうでしょう?
この不順な天候では、あまり期待できないかも知れません。
そして今年は、一般の人が興味を持つような天文現象が無かったのですが、ようやく中秋の名月から1か月後の10月8日、皆既月食が日本全土で見られます。
これ以前に日本で見られた皆既月食は、2011年12月10日でしたので、ほぼ3年ぶりとなります。
今年は月食の始まり18時15分頃、最大食19時55分頃、月食の終わり21時35分頃。
比較的早めの時間帯なので、まだお勤め中の人も多いかな?
私はできるだけ予定を入れないつもりでいますが・・・
それよりも心配なのは天候ですね。
こればかりは人間の力ではどうにもなりません。
もし撮影ができたら、当然、このブログに掲載します。
Hertzberg guitar book
デンマークの Johanne Christine Hertzberg (1708-1801) の所有していた(バロック)ギター曲集。
彼女は1727年にノルウェーに渡り、1732年に結婚しました。
彼女の孫(達)の詩が書かれたページがあります。
成立年代は18世紀前半~中頃とされていますが、前世紀フランスのリュリの編曲作品なども含んでいます。
ユニークな曲集で、何と7曲ものフランス風序曲が含まれ、終わりの方にはドイツの賛美歌の編曲と思われる作品が纏められています。しかし中でも、 Adagio-Allemanda(allegro)-Adagio-Gigue-Menuett からなるギター二重奏は他にあまり類を見ない作品でしょう。(近くにバロック・ギターを弾く人がいれば合わせてみたいものです。)
公開されているものはカラーでしかも何も書かれていない白紙ページもそのままになっています。
そこで
・グレースケールにし
・明るさとコントラストを調性
・周囲の黒を白くし
・見開き両ページが白紙のものは削除
した版を作りました。
この記事のどこかから跳ぶことできます。興味のおありの方はどうぞ。
オリジナルはこちら
http://urn.nb.no/URN:NBN:no-nb_digimanus_132206
彼女は1727年にノルウェーに渡り、1732年に結婚しました。
彼女の孫(達)の詩が書かれたページがあります。
成立年代は18世紀前半~中頃とされていますが、前世紀フランスのリュリの編曲作品なども含んでいます。
ユニークな曲集で、何と7曲ものフランス風序曲が含まれ、終わりの方にはドイツの賛美歌の編曲と思われる作品が纏められています。しかし中でも、 Adagio-Allemanda(allegro)-Adagio-Gigue-Menuett からなるギター二重奏は他にあまり類を見ない作品でしょう。(近くにバロック・ギターを弾く人がいれば合わせてみたいものです。)
公開されているものはカラーでしかも何も書かれていない白紙ページもそのままになっています。
そこで
・グレースケールにし
・明るさとコントラストを調性
・周囲の黒を白くし
・見開き両ページが白紙のものは削除
した版を作りました。
この記事のどこかから跳ぶことできます。興味のおありの方はどうぞ。
オリジナルはこちら
http://urn.nb.no/URN:NBN:no-nb_digimanus_132206
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