テレマンのリュート二重奏曲
クラシック音楽の分野において最も多くの曲を作った作曲家としてテレマン (Georg Philipp Telemann ; 1681-1767) がギネス記録に認定されているようです。
その作品数は約3600。未発見や散逸したものも合わせると4000~5000にのぼるとも見積もられています。
バッハ全集は既に一通り完成したのに対し、テレマン全集は全く完成の目処が立っていないのを見てもその膨大さがわかります。
そんなテレマンの、リュート二重奏に編曲された作品が2曲残されています。
1曲はギター二重奏にも編曲されている "Partie Polonoise (TWV39:1)"。
リュート版の表紙右下に書かれた Melante は Telemann のアナグラムですね。

原曲を捜してみましたが分かりませんでした。
ご存知の方はご教授願います。
もう1曲はト短調の組曲 (TWV 39:2)。
Partie Polonoise と同じ曲集に載っています。

この曲の原曲に近いと思われる作品は見つかりました。
ただ異なる部分がありますね。
編曲版と原曲を比べてみると
Ouverture = Ouverture
Effronterie = Rejouissance
Air = Aria
Rigaudon = Rigaudon
Menuet - Trio = Menuet - Trio
Paisans = Harlequinade
Angloise = なし
と題名の異なるものが2曲あり、さらに編曲版の方が1曲多くなっています。
ひょっとしたら現存する版とは異なる版があったのかもしれません。
残念ながらテレマン自作のリュート作品は見つかっていません。
彼の出版していた「忠実な音楽の師」にはヴァイスやバロンといった同時代ドイツのリューティストの作品も収められているので、

決して関心が無かった訳ではなさそうなのですが・・・。
その作品数は約3600。未発見や散逸したものも合わせると4000~5000にのぼるとも見積もられています。
バッハ全集は既に一通り完成したのに対し、テレマン全集は全く完成の目処が立っていないのを見てもその膨大さがわかります。
そんなテレマンの、リュート二重奏に編曲された作品が2曲残されています。
1曲はギター二重奏にも編曲されている "Partie Polonoise (TWV39:1)"。
リュート版の表紙右下に書かれた Melante は Telemann のアナグラムですね。

原曲を捜してみましたが分かりませんでした。
ご存知の方はご教授願います。
もう1曲はト短調の組曲 (TWV 39:2)。
Partie Polonoise と同じ曲集に載っています。

この曲の原曲に近いと思われる作品は見つかりました。
ただ異なる部分がありますね。
編曲版と原曲を比べてみると
Ouverture = Ouverture
Effronterie = Rejouissance
Air = Aria
Rigaudon = Rigaudon
Menuet - Trio = Menuet - Trio
Paisans = Harlequinade
Angloise = なし
と題名の異なるものが2曲あり、さらに編曲版の方が1曲多くなっています。
ひょっとしたら現存する版とは異なる版があったのかもしれません。
残念ながらテレマン自作のリュート作品は見つかっていません。
彼の出版していた「忠実な音楽の師」にはヴァイスやバロンといった同時代ドイツのリューティストの作品も収められているので、

決して関心が無かった訳ではなさそうなのですが・・・。
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