「7人のシェイクスピア」のリュート
ハロルド作石による漫画に「7人のシェイクスピア」、「7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT」があります。
まだ無名時代のシェイクスピアを描いた作品で、現在進行形で連載されています。
題名が2つになっているのは途中で休載になり、出版社が変わってその続編が描かれているからです。
さて再開後" NON SANZ DROICT "になって、リュートが登場します。
実に正確に描かれていますがただ一つ残念なのは、フレットがシングルの点ですね。
まあ、描く際に参考にしたリュートがシングル・フレットだったんでしょう。
(何でも、某女性奏者がモデルを務めとか。)
ついでに、元となったリュートのモデルを考えてみましょう。
このロゼッタは、ウェンデリオ・ヴェネーレ1592年作のリュートに見られます。
そしてこちらの絵のブリッジに注目すると、
何やら装飾が見られますねえ。
これもヴェネーレ1592に見られます。
私の持っているヴェネーレ・モデルにも。
一番近いモデルは、まず間違い無く1592年作のヴェネーレでしょうね。
シェイクスピア劇の最初の上演が1592年とされていますので、このリュートは未来から? (w
そして作品中には、タブラチュアを書いているシーンも。
さて、この曲はなんでしょう?
ルネサンス・リュートを弾いてる方なら、見覚えのある方もいらっしゃるかと。
私は一発で分かりました (^^)v
"Folger Sakespeare Library" の "Ms.V.b.280" 、通称 "Dowland Lute Book" の "Robin is to the Greenwood gone" ですね。
筆跡までしっかり真似してますね。
エリザベス朝やシェイクスピアに興味のなる人は、読んで損は無いと思います。
まだ無名時代のシェイクスピアを描いた作品で、現在進行形で連載されています。
題名が2つになっているのは途中で休載になり、出版社が変わってその続編が描かれているからです。
さて再開後" NON SANZ DROICT "になって、リュートが登場します。
実に正確に描かれていますがただ一つ残念なのは、フレットがシングルの点ですね。
まあ、描く際に参考にしたリュートがシングル・フレットだったんでしょう。
(何でも、某女性奏者がモデルを務めとか。)
ついでに、元となったリュートのモデルを考えてみましょう。
このロゼッタは、ウェンデリオ・ヴェネーレ1592年作のリュートに見られます。
そしてこちらの絵のブリッジに注目すると、
何やら装飾が見られますねえ。
これもヴェネーレ1592に見られます。
私の持っているヴェネーレ・モデルにも。
一番近いモデルは、まず間違い無く1592年作のヴェネーレでしょうね。
シェイクスピア劇の最初の上演が1592年とされていますので、このリュートは未来から? (w
そして作品中には、タブラチュアを書いているシーンも。
さて、この曲はなんでしょう?
ルネサンス・リュートを弾いてる方なら、見覚えのある方もいらっしゃるかと。
私は一発で分かりました (^^)v
"Folger Sakespeare Library" の "Ms.V.b.280" 、通称 "Dowland Lute Book" の "Robin is to the Greenwood gone" ですね。
筆跡までしっかり真似してますね。
エリザベス朝やシェイクスピアに興味のなる人は、読んで損は無いと思います。
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コメントの投稿
目の付け所が細かくて厳しいですね。