RegiStax
RegiStax は、オランダの Cor Berrevoets らが中心になって作ったフリーの天体画像処理ソフト。
現在のヴァージョンは6.1.0.8 ですが、その前のヴァージョンを先にインストールしておかないとエラーになります。
私はこれにひっかかって先回処理できませんでした orz
大きな特徴は、動画から綺麗なフレームを選び出しそれらを合成できること。
これによって惑星撮影の手法が大きく変わりました。
先日撮った動画をこれを使って処理してみました。
先ず Select から処理する動画を選択。
以降大きく3つのステップで処理していきますが、殆ど自動で進みます。
1, Align ; Align は3つの工程からなります。

○ Set Alignpoints
画像の位置を揃えるときの目印になる点を設定します。
自動で選んでくれます。
○ Align
動画の全コマから使える画像を選び位置を揃えます。
動画サイズが大きいとそこそこ時間がかかります。
○ Limit
いくつのフレームをスタックするか決定します。
とりあえずはデフォルトでもOK
2, Stack
実際に画像を重ね合わせて処理していきます。
自動でやってくれるので終わるのを待つだけ。

とりあえずはデフォでもOK
3, Wavelet
最終的に画質を調整します。
画面右側は、一般的な画質調整。
特徴的なのは左に並ぶスライドバーで、これを移動させると惑星表面の模様が強調されます。

模様の浮かび上がってくる様はまるで魔法。
あまりやりすぎると不自然になるので「もう少し」と思う手前でやめておくのが良さそうです。
これで処理した木星、土星、火星をあげておきます。
前回あげたものとは全くの別物になってます。
木星

大赤斑が写ってますね。
もっと模様を濃くはっきりと強調することもできますが、不自然になるのでここまでにしておきました。
土星

惑星表面の縞模様が確認できますね。
火星

大砂嵐(相撲取りじゃ無いですよ)が発生して模様が隠れていたみたいですが、少しずつ元に戻ってきているようです。
下の白っぽい部分は極冠?
RegiStax はこちらから
https://www.astronomie.be/registax/index.html
現在のヴァージョンは6.1.0.8 ですが、その前のヴァージョンを先にインストールしておかないとエラーになります。
私はこれにひっかかって先回処理できませんでした orz
大きな特徴は、動画から綺麗なフレームを選び出しそれらを合成できること。
これによって惑星撮影の手法が大きく変わりました。
先日撮った動画をこれを使って処理してみました。
先ず Select から処理する動画を選択。
以降大きく3つのステップで処理していきますが、殆ど自動で進みます。
1, Align ; Align は3つの工程からなります。

○ Set Alignpoints
画像の位置を揃えるときの目印になる点を設定します。
自動で選んでくれます。
○ Align
動画の全コマから使える画像を選び位置を揃えます。
動画サイズが大きいとそこそこ時間がかかります。
○ Limit
いくつのフレームをスタックするか決定します。
とりあえずはデフォルトでもOK
2, Stack
実際に画像を重ね合わせて処理していきます。
自動でやってくれるので終わるのを待つだけ。

とりあえずはデフォでもOK
3, Wavelet
最終的に画質を調整します。
画面右側は、一般的な画質調整。
特徴的なのは左に並ぶスライドバーで、これを移動させると惑星表面の模様が強調されます。

模様の浮かび上がってくる様はまるで魔法。
あまりやりすぎると不自然になるので「もう少し」と思う手前でやめておくのが良さそうです。
これで処理した木星、土星、火星をあげておきます。
前回あげたものとは全くの別物になってます。
木星

大赤斑が写ってますね。
もっと模様を濃くはっきりと強調することもできますが、不自然になるのでここまでにしておきました。
土星

惑星表面の縞模様が確認できますね。
火星

大砂嵐(相撲取りじゃ無いですよ)が発生して模様が隠れていたみたいですが、少しずつ元に戻ってきているようです。
下の白っぽい部分は極冠?
RegiStax はこちらから
https://www.astronomie.be/registax/index.html
- 関連記事
-
- 2018年7月14日の木星 +火星 (2018/07/14)
- RegiStax (2018/07/12)
- ToupCam (2018/07/11)
コメント
No title
Re: No title
michael さん、こんばんは。
ズレを補正するために、Alignpoints を設定してますね。
当然動いたり回転したりした分も補正されてるようです。
(あまりに大きくズレた場合は?)
惑星撮影の場合は「平均化」でノイズを減らし、相対的に模様をはっきりさせているようです。
お宅にもお一ついかが?
ケンコー・トキナーのデジアイピースならお安いですよ。
ズレを補正するために、Alignpoints を設定してますね。
当然動いたり回転したりした分も補正されてるようです。
(あまりに大きくズレた場合は?)
惑星撮影の場合は「平均化」でノイズを減らし、相対的に模様をはっきりさせているようです。
お宅にもお一ついかが?
ケンコー・トキナーのデジアイピースならお安いですよ。
No title
>デジアイピース
これも考えたけど、屋外用のノートPCが付属品で要りますね;
撮影しなくても見るだけでもよいな、とも思ってます^^
これも考えたけど、屋外用のノートPCが付属品で要りますね;
撮影しなくても見るだけでもよいな、とも思ってます^^
Re: No title
10mくらいのUSBケーブル使って家の中から(w
それか、中古で適当なノーパソも買うか。
それか、中古で適当なノーパソも買うか。
コメントの投稿
動画の中の良い画像だけを重ねて合成するのは補償光学装置が登場する前のハイテク撮影ですね、
画像データを重ねることによって、暗い天体の露光時間を長くしたり、視野内で動いてしまった像のズレを補正して重ねられるでしょうか。