モーツァルト生誕300年
今年はモーツァルト生誕300年にあたります。
・・・・・・
あれ? と思った方も。
有名なモーツァルトは18世紀後半、ロココから古典派に属する作曲家で、しかも35歳の若さで亡くなっているので、1719年生まれは有りえませんね。
という事は?
そうなんです。有名なアマデウスの父レオポルトの生誕300年です ^^;
天才モーツァルトを育てたことで有名ですがもちろん自身も音楽家で、協奏曲やシンフォニア、ミサ曲などを作曲しています。
ホルンやトランペット、アルトトロンボーンのための協奏曲を書いているのはちょっと珍しいですね。
また、全7楽章からなる「カッサシオン」の3、4、7楽章はいわゆる「㊟おもちゃの交響曲」として知られています。
息子アマデウスの作品はピリオド楽器でも演奏されるようになってきましたが、レオポルトの作品は?
㊟いわゆる「おもちゃの交響曲」は、かつてはハイドンの作曲とされていました。私が小学生の頃は確かハイドン作曲となっていましたね。が、ハイドンの自筆譜は存在せず、他の資料からもハイドン関与を証拠付けるものは発見されませんでした。
1951年にレオポルトの「カッサシオン」が発見され、一時はレオポルトの作曲と定着しました。
ところが1992年、オーストリアのチロル地方にある修道院から、1785年頃に当時の神父が筆写した「おもちゃの交響曲」の楽譜が見つかり、そこにはエトムント・アンゲラーが1770年頃に作曲と記されていたことから、現在ではアンゲラーの作曲とされています。チロル地方はおもちゃの生産地としても知られているので、この説を覆すのは難しそうです。
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あれ? と思った方も。
有名なモーツァルトは18世紀後半、ロココから古典派に属する作曲家で、しかも35歳の若さで亡くなっているので、1719年生まれは有りえませんね。
という事は?
そうなんです。有名なアマデウスの父レオポルトの生誕300年です ^^;
天才モーツァルトを育てたことで有名ですがもちろん自身も音楽家で、協奏曲やシンフォニア、ミサ曲などを作曲しています。
ホルンやトランペット、アルトトロンボーンのための協奏曲を書いているのはちょっと珍しいですね。
また、全7楽章からなる「カッサシオン」の3、4、7楽章はいわゆる「㊟おもちゃの交響曲」として知られています。
息子アマデウスの作品はピリオド楽器でも演奏されるようになってきましたが、レオポルトの作品は?
㊟いわゆる「おもちゃの交響曲」は、かつてはハイドンの作曲とされていました。私が小学生の頃は確かハイドン作曲となっていましたね。が、ハイドンの自筆譜は存在せず、他の資料からもハイドン関与を証拠付けるものは発見されませんでした。
1951年にレオポルトの「カッサシオン」が発見され、一時はレオポルトの作曲と定着しました。
ところが1992年、オーストリアのチロル地方にある修道院から、1785年頃に当時の神父が筆写した「おもちゃの交響曲」の楽譜が見つかり、そこにはエトムント・アンゲラーが1770年頃に作曲と記されていたことから、現在ではアンゲラーの作曲とされています。チロル地方はおもちゃの生産地としても知られているので、この説を覆すのは難しそうです。
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コメント
Toy Symphony
Re: Toy Symphony
michael さん、こんばんは。
息子の陰に隠れていますが、レオポルトもそこそこのできだと思います。
当時はまだナチュラルホルンだったので、この曲はきっと音痴な味のある響きだったと思います。
ピリオド楽器による演奏を聞いてみたいようなそうでないような・・・
息子の陰に隠れていますが、レオポルトもそこそこのできだと思います。
当時はまだナチュラルホルンだったので、この曲はきっと
ピリオド楽器による演奏を聞いてみたいようなそうでないような・・・
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この曲、簡潔ながら、けっこう品良くまとまっていて良いと思います、
聴くとなると、かなり真剣に演奏を選んでしまいます^^