黒猫がほしかった
半世紀前の10月5日、1枚のシングル盤がリリースされまたたく間に日本中を席巻していきます。
3ヶ月弱しかなかったにもかかわらず、'69年年間売上5位、翌'70年には年間売上1位を達成。
途中オリコンで14週連続1位も記録します。
ある年齢以上の方なら一度は聞いたことがあると思います。
実はこの曲は、同じく'69年3月にイタリアで発表された子供のための歌で、歌詞はオリジナルの訳ではなく、日本で独自に作詞されたものです。
ではオリジナルは、と言うと・・・
こちらです。
1969年の "Zecchino D'Oro" というイタリアの童謡コンテストで3位に入賞した曲です。
歌詞の大意は、
本物のアリゲーターやキリンをあげるから黒猫がほしいって言ったのに、やってきたのは白猫だった。
黒猫がほしかったのに。
しょうがないから、白猫でももらってあげるわ。
でも黒猫じゃないからなんにもあげない。
ってな感じらしいです。 酷い(w
「黒猫のタンゴ」が随分とロマンチックな歌詞なのに対し、こちらはまた随分と即物的です。
でも原曲の方が、子供特有の無邪気な残酷さが描かれているように感じます。
この曲はイタリア、日本はもとより、世界中でも親しまれたようで多くのカバー・レコードが出ています。
中にはイタリア由来ではなく、日本由来の曲もあるとか。
この曲を歌っている Vincenza Pastorelli さんのその後は知りませんが、「黒猫のタンゴ」を歌った皆川おさむさんは子役などを経た後、現在は母親が設立した「ひばり児童合唱団」の代表を務めています。
3ヶ月弱しかなかったにもかかわらず、'69年年間売上5位、翌'70年には年間売上1位を達成。
途中オリコンで14週連続1位も記録します。
ある年齢以上の方なら一度は聞いたことがあると思います。
実はこの曲は、同じく'69年3月にイタリアで発表された子供のための歌で、歌詞はオリジナルの訳ではなく、日本で独自に作詞されたものです。
ではオリジナルは、と言うと・・・
こちらです。
1969年の "Zecchino D'Oro" というイタリアの童謡コンテストで3位に入賞した曲です。
歌詞の大意は、
本物のアリゲーターやキリンをあげるから黒猫がほしいって言ったのに、やってきたのは白猫だった。
黒猫がほしかったのに。
しょうがないから、白猫でももらってあげるわ。
でも黒猫じゃないからなんにもあげない。
ってな感じらしいです。 酷い(w
「黒猫のタンゴ」が随分とロマンチックな歌詞なのに対し、こちらはまた随分と即物的です。
でも原曲の方が、子供特有の無邪気な残酷さが描かれているように感じます。
この曲はイタリア、日本はもとより、世界中でも親しまれたようで多くのカバー・レコードが出ています。
中にはイタリア由来ではなく、日本由来の曲もあるとか。
この曲を歌っている Vincenza Pastorelli さんのその後は知りませんが、「黒猫のタンゴ」を歌った皆川おさむさんは子役などを経た後、現在は母親が設立した「ひばり児童合唱団」の代表を務めています。
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コメント
No title
Re: No title
サイモンさん、こんばんは。
山男だったんですねえ。どんな山に登ったのかしら。
可愛いスーちゃん→練監ブルース→新人哀歌
ですね。
山男だったんですねえ。どんな山に登ったのかしら。
可愛いスーちゃん→練監ブルース→新人哀歌
ですね。
No title
こんばんは。
これは、正確な歌の名前をありがとうございます。
山岳部で登ったのが、穂高、槍ヶ岳などの北アルプス、北岳、間ノ岳、塩見岳等の南アルプス、
まだ数え切れないのですが、北海道の大雪山系、
関東方面では、奥多摩の山々、冬の谷川岳、八ヶ岳など、冬山では本当に怖い思いをしました。自然の怖さを思い知りました。
今ですか?。。。、体力がほとほと落ち、新緑と秋の紅葉の低山だけを登っていますよ(;^_^A。
これは、正確な歌の名前をありがとうございます。
山岳部で登ったのが、穂高、槍ヶ岳などの北アルプス、北岳、間ノ岳、塩見岳等の南アルプス、
まだ数え切れないのですが、北海道の大雪山系、
関東方面では、奥多摩の山々、冬の谷川岳、八ヶ岳など、冬山では本当に怖い思いをしました。自然の怖さを思い知りました。
今ですか?。。。、体力がほとほと落ち、新緑と秋の紅葉の低山だけを登っていますよ(;^_^A。
Re: No title
冬山も登ってるんですか 柱|・`ω・) ス・スゲェ…
たくさん登ってますねえ。
私は登りませんが、父親が50を過ぎた頃から山登りを始めましたねえ。
山行きの1ヶ月くらい前から断酒もして備えてました。
暮れに登って大晦日に帰ってくる、なんて事も。
たくさん登ってますねえ。
私は登りませんが、父親が50を過ぎた頃から山登りを始めましたねえ。
山行きの1ヶ月くらい前から断酒もして備えてました。
暮れに登って大晦日に帰ってくる、なんて事も。
コメントの投稿
へーそうだったんですねえ。日本の歌かと思ってました。
考えてみると、普通の歌だと思っていたものが実は替え歌だったとかいうのがありました。
私は昔から山が好きで学生時代、山岳部でした。
そこで新人のしごき歌というものがあったんですが、
「・・・♬いいーぞ、いいぞーとおだてーられー、(途中略)・・朝かーら晩まで飯たーきでー、景色なんぞは夢の~うち~♪・・」という感じの歌詞なんですが、実は軍歌の替え歌だったと、ずっと後になって知ったのです。
合宿で先輩からしごかれて、山の景色を楽しむ余裕もなく、汗だらけで、飯の当番、水汲み、テント設営、厳寒の縦走、冬山・・・、
へとへとに疲れ果てて眠りに落ちたものでした。
でも、山は唯一の友であり、楽しみであり、先輩や後輩と火を囲みながら歌った新人しごき歌は忘れられません。
悲しいこともありました。辛いことも。
すいません、ついセンチになってしまいました。
山を見ると、しごき歌を思い出します。